日本で初めてジーンズを履き、近年「日本一カッコいい男」と呼ばれて注目を浴びている白洲次郎さん。英国流の紳士道をプリンシプルと呼び、真のリベラリストでした。
海外留学経験で「欧米流スノビズム」を身につけて多くの実業家や文化人に愛され多大な影響を与えた白洲次郎。彼のカッコいい生き様がとても気になりましたので・・
今回は、「白洲次郎が身につけた「欧米流スノビズム」とは?カッコいい男の名言や子孫は誰?」と題して調べてみたいと思います。
白洲次郎ってどんな人?
白洲次郎さんの事よくしらないんです!
白洲次郎は、乱暴で傲慢な少年だった。
学生時代は乱暴者でいらち持ちで傲慢だった彼はその腕白ぶりでよく問題を起こして担任を困らせていました。その上、お金持ちだったので、規格外なお小遣いが与えられて中学生にもかかわらず自動車を乗り回していました。
中学生でそんな恵まれすぎた環境におかれると子供がわがままになるのは無理もないでしょうね!
そんな手に負えない白洲次郎を親はイギリスに留学させました。
次郎自身の言葉によれば、それは「島 流し」であった言っています。神戸一中を卒業した1919年、17歳でケンブリッジ大学のクレアーカレッジ に入学するため、渡英されました。
運命の友人と出会い、真のジェントルマン道に触れる
ケンブリッジに「島流し」となった9年間で、次郎は豹変した。入学当初の試験結果は最低 点で最も出来の悪い学生となってしまったが、運命の友人・貴族のロビンと出会い、その後発奮し、2年後には最も優秀な学生の一人にな った。経済学者ケインズなど世界トップレベルの知性に触れたことが要因の一つでもある。
出会いのきっかけは、喧嘩に弱いロピンが、喧嘩を売られ往生しているところを次郎が見かねて、救った ことです。
白洲を変えた最大の要因は友情にあったようです。ロビンは伯爵の称号を持つ貴族の出で、身のこなしといい、教養といい、古き良き時の英国紳士の典型のような人物だった。白洲はこのロビンから英国紳士の伝統を吸収し真のジェントルマン道に触れたのでした。
白洲次郎が身につけた「欧米流スノビズム」とは?
スノビズムを調べてみると、自分が現実に属しているよりも上の階級に属しているかのようにふるまう態度のこと。
たとえば、庶民がブルジョワの真似をしたり、一般人が貴族階級のふりをしたりすることです。しかし上流階級を全面的に偽装するのは難しいので、「せめてそれらしい話し方をする」というのが欧米流スノビズムです。
カッコいい男の名言集
・人に好かれようと思って仕事をするな。むしろ、半分の人には嫌われるように積極的に努力しないと良い仕事は出来ない。
・われわれは戦争に負けたが、奴隷になったのではない。
・今の日本の若い人に、一番足りないのは勇気だ。「そういう事を言ったら損する」って事ばかり考えている。
・運転手を待たしてゴルフする奴なんか、ゴルフをする資格はない。
・人様にしかられたくらいで引き込むような心臓は、持ち合わせがない。
・金払いはよくしろ、明るくふるまえ、特定の女とばかりしゃべるな。そして、言い寄られたらノーと言え。
・葬式無用、戒名無用。
現代でも通用しそうな名言ばかりだな~
白洲次郎の功績がすごい!
多くの実業家や文化人に愛され、戦後、吉田茂のブレーンとして、GHQとの交渉にのぞみ、戦後日本を形作ったとされる方です。
流暢(りゅうちょう)な英語を武器に占領軍と渡り合う次郎は「従順ならざる唯一の日本人」と呼ばれていました。
どんな相手にも「ぶれることなく」対応した白洲次郎さん。戦後の混乱期の象徴再編などでも自らの信念を曲げず突き進まれました。その生き方はリタイアしたあとも揺るがなかったという事です。
吉田政権後は、実業家として東北電力の会長など多くの企業役員を歴任した。スポーツ万能でいわゆる「イケメン」としても知られ、デザイナーの三宅一生のショーにモデルとして出演したこともある。また、日本人で初めてジーンズをはいた人物ともいわれています。
白洲次郎の子孫や家系は誰?
白洲次郎の子孫にはどのような方がおられるのでしょうか?
気になったので少しばかりしらべてみました。
・長男は元東宝東和社長の白洲春正です。
・長女は武相荘館長で作家の白洲桂子です。
・お孫さんは元内閣総理大臣・細川護熙の公設秘書でアートプロデューサー、エッセイスト、株式会社ジパング代表取締役の白洲信哉です。
ちなみに、ソフトバンクのCMに登場する白戸家は白洲家がモデルです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、「白洲次郎が身につけた「欧米流スノビズム」とは?カッコいい男の名言や子孫は誰?」と題して紹介してみました。
白州次郎さんが、最近「日本一かっこいい男」と言われる所以は、「プリンシプルがある」という生涯筋を通し続けたからだと思います。
彼のようにひとつ筋が通った人間に憧れますし、なりたいものですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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