ドラマ「アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理吉田茂~」は、「日本は絶対に立ち直る!」とその強い想いを胸に敗戦後の日本をお茶目でユーモラスな首相・吉田茂が若者たちと力を合わせアメリカからの独立を目指し闘った軌跡と、その生き様を描いた壮大なスケールで送るヒューマンドラマです。
それでは、「バカヤロー総理:吉田茂~アメリカに負けなかった男が戦後日本の礎を作る」紹介してみましょう!
吉田茂 総理大臣とはどんな人だったの?
性格は、かんしゃく持ちの頑固者でしたが、また洒脱かつ辛辣なユーモアの感性の持ち主としての一面もあり公私にわたりユニークな逸話や皮肉な名台詞を多数残しています。
優れた政治感覚と強いリーダーシップで戦後の混乱期にあった日本を盛り立て、戦後日本の礎を築いた。ふくよかな風貌と、葉巻をこよなく愛したことから「和製チャーチル」とも呼ばれていました。
吉田は総裁を引き受ける際には、
・金作りは一切やらない
・閣僚の選考に一切の口出しは無用
・辞めたくなったらいつでも辞める
という勝手な3条件を提示して周囲を憤慨させたようです。
有名なバカヤロー解散とは?
「バカヤロー解散」聞いたことはある
けどよくは知らない方も多いと思いますのでチョット解説しますね!
吉田茂は第4次吉田内閣を組織し政権を担っていましたが、1953年2月、吉田総理大臣国会で質問者(西村栄一)に対し吉田総理が「バカヤロー」と発言したことが問題となり、三木武吉らの反吉田グループは吉田総理に対する懲罰事犯やそれに続く内閣不信任案を可決させたのに対抗して、衆議院解散「バカヤロー解散」で対抗したです。
選挙の結果、自由党は少数与党に転落、改進党との閣外協力で第5次吉田内閣を発足させて延命を繋いだ。吉田内閣は鳩山グループとの抗争や度重なる汚職事件を経て、支持は下落していくことになるのである。
吉田語録がおもしろいです!
有名な吉田首相の言葉を紹介しますね!
・ある日会いたくなかった客人に対して居留守を使った吉田であったが、その客人に居留守がばれて抗議をする客人に対し、吉田は「本人がいないと言っているのだから、それ以上確かなことはないだろう」と言い訳した。
・外国人記者団に質問されたとき、元気な様子を褒められると、「元気そうなのは外見だけです。頭と根性は生まれつきよくないし、口はうまいもの以外受け付けず、耳の方は都合の悪いことは一切聞こえません」と答えていた。
・米寿をすぎた吉田に、ある日大磯を訪れたある財界人が「なにか健康の秘訣でもあるのですか」と尋ねると、「それはあるよ。だいたい君たちとは食い物が違う」と吉田は答えた。そういった食べ物があるのならぜひ聞きたいと財界人が身を乗り出すと、「それは君、人を食っているのさ」と吉田はからからと笑った。
などまだまだ、数多く残されています。
さすがスパイスの効いた発言がおもしろいですよね!
アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂 あらすじ
吉田茂がアメリカに負ける事なく戦後日本の礎を作るストーリーです。
第二次世界大戦前、駐英大使の吉田茂(笑福亭鶴瓶)は、極東情勢の悪 化に心痛めていた。時を同じくして、世界各国を飛び回っていた白洲次 郎(生田斗真)も、世界情勢の機微を敏感に感じとっていた。
白洲と親 交の深い吉田は、娘・和子(新木優子)らが見守る中、戦争回避に向け て動くが、その甲斐も虚しく、日本は第二次世界大戦に踏み切った。 1945年、終戦。敗戦国となった日本は、アメリカを中心とした連合国の 占領の下、“復興”に向けて歩み始める。
総司令部GHQと向き合う外務大 臣のなり手が誰も見つからない中、先の大戦に猛反対し投獄された過去 を持つ吉田に、白羽の矢が立つ。かくして吉田は、外務大臣として、の ちに総理大臣として、日本の独立と復興を担うことになる……。
吉田は 白洲を参謀に据え、最高司令官マッカーサーらと必死の交渉をする。過度な内政干渉など、幾度も緊迫した事態に陥るが、和子や麻生太賀吉 (矢本悠馬)、のちに総理大臣となる「吉田学校」の池田勇人(佐々木 蔵之介)、佐藤栄作(安田顕)、田中角栄(前野朋哉)、宮澤喜一(勝 地涼)らの助け、内縁の妻こりん(松嶋菜々子)の献身的な支えを受 け、日本の独立に向け尽力していく。
引用元:テレビ東京
キャスト紹介
主人公 吉田茂:笑福亭鶴瓶
吉田茂の右腕 白洲次郎:生田斗真
吉田茂の娘 麻生和子:新木優子
池田勇人役:佐々木蔵之介
佐藤栄作役:安田顕
宮澤喜一役:勝地涼
麻生太賀吉役:矢本悠馬
田中角栄役:前野朋也
豪華なキャスト陣なのでとても楽しみです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、「バカヤロー総理:吉田茂~アメリカに負けなかった男が戦後日本の礎を作る」と題して紹介してみました。
「日本は絶対に立ち直る」その強い想いを胸に、敗戦後、吉田茂が独立を目指して闘った軌跡とその生き様に感動しますよね!
戦後の日本の状況を知る事ができるいいドラマでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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