営業マンというと「仕事が大変」「ストレスが多い」「数字に追われる」などのかなりマイナスイメージが世間的には強くあると思います。そのために就活中の大学生や転職などで初めて営業職につくという方の中には本当に自分がやっていけるのか、不安を抱えている人も少なくないでしょう。
しかし、本来営業職は業務自体にもやりがいがありますし、他の仕事よりも自分が行ったことを形として評価されやすいので、とても楽しいものです。
今回はどうしても不安が残るという方のために、初めての営業職の不安を解消するための気を付けるべきポイントをご紹介します!
それでは、「初めての営業職で気をつけるべき6個のポイントで不安を解消しよう!」をみていきましょう。
営業は練習次第!ロープレを行おう
営業マンというと、社交的でコミュニケーション能力が高い人が行っていて、口が上手いから契約が上がると思っている人もいるかもしれませんが、実際はそうではありません。
また、今は当たり前のように堂々とプレゼンを行っている人も最初からそうできたわけではなく、何度も練習を繰り返した結果できるようになっているのです。お客様に会う前にしっかりとロープレをして自信をつけておきましょう。
商品のことを深く理解しよう!
営業職は自社の商品を販売することが仕事ですが、そのためには商品をより魅力的にアピールする必要があります。相手のニーズに合わせて商品のよさを伝えるために多角的に商品を理解しておきましょう。
営業に行く前に年齢や性別、相手の状況の仮の設定を行い、どうアピールすれば刺さるのか準備しておくと安心して営業できるでしょう。
デメリットをメリットに変換しよう!
どんな商品にもメリットがあれば、反対にデメリットは必ず存在します。人によってはいいと思う点でも、違う立場の人から見ればネックになってしまうこともあるでしょう。お客様の中には購入する前にそのネックについて尋ねてくるという人が多いです。
ネックを尋ねられると嫌だという人もいますが、逆に言えばネックを返して解消することができれば契約してくれる可能性が高いということです。
そのため、事前に相手から出てくるかもしれないネックを想定して、それをメリットに魅せる方法を考えてみましょう。事前に準備をしておけば、商談の不安を軽減できます!
相手の話を聞く力を磨こう!
営業職というと、お客様に対してずっと商品の話を一方的に話している姿を想像する人もいるかと思いますが、売れる営業マンはあまり多く話しません。
まずはお客様の話を聞いています。突然一方的に自社の商品の話をされたところで興味を持って聞いてくれる人なんてほとんどいません。逆に営業だと嫌がられることもあるでしょう。お客様が話を聞いてくれる理由としては、自分に何かしらのメリットがあると感じた場合のみです。
だからこそ、営業マンは相手のニーズを探って相手に合う方法で商品を提供するのです。だからこそ、営業マンには話す力よりも聴く力の方が大切です。聴く力を普段から磨いておくようにしましょう。
断られて当たり前!数をこなそう!
営業をしているとたくさん断られるという経験をするでしょう。最初はそれがつらいと思うかもしれませんし、自分の能力がないからと自分を責めてしまうこともあるでしょう。
しかし、営業マンにとって断られることは悪いことではありません。誰でも自社の商品をいいと思うわけではないですし、その時の状況的に厳しいと判断されてしまう場合もあるからです。だからこそあまり気にせず、断られて当たり前というスタンスで行動していきましょう。
行動力を落とさなければ、その中で契約する人に出会うことができます。営業職とは、できるだけ断られないようにする職業ではなく、契約をする人に出会って自社の商品を提供するという仕事です。断られた数は関係なく、契約する人の数が重要です。最初は数をこなして、たくさん断られるという経験を積みましょう
改善をしながら継続しよう!
何といっても継続をすることが最も重要です。たくさん断られる経験をしていくうちに、相手から出てくるネックや契約する人がどこにニーズを見出しているのかが分かってきます。断られた人、契約した人、どちらも反省をして、自分のプレゼン方法を見直して改善をし、試してみましょう。
その中で自分にあう方法を見つければ、契約件数を今よりも効率的に伸ばすことができるようになるでしょう。営業方法に正解はありません。継続していく中でどんどん改善し、よりよくしていきましょう。
営業職に就いたときに商談をうまく成功に導く方法
商談の成功は「段取り八分」と呼ばれるほど、商談前の事前準備が重要です。
主な商談前のマナーを4つご紹介します。
アポイントは相手の都合を考慮して設定
電話で取引先にアポイントを取る場合は、業種によってかける時間帯や言葉遣いに配慮しましょう。相手の業務の繫忙時間帯を避けるだけでも実際に会う前の第一印象が良くなると思われます。
日程を決める時は、相手の都合を考えて、日程の候補を複数提示しましょう。こちらからある程度候補を揚げることで、先方様は日程を選びやすくなります。
そして、決定すれば、お互いに誤解がないか確認のために月日、曜日、用件、時間などを復唱するようにしましょう。また、人数や同行者も伝える事で、訪問される側が事前準備をするのに役立ちます。
電話でのアポイントが終了したら、内容の確認メールを先方に送っておくとさらに良いでしょう。
少し前にアポイントの確認を取りましょう
訪問のアポイントをとった後、ある程度、日にちが空いてしまうと、相手方もすっかり忘れてしまう可能性があります。また、相手の事情が変わり、商談できない可能性もあります。
それを回避するためにも、前日か当日の朝に、電話でアポイントの確認を行うと良いでしょう。もし予定が変更になった場合は、その場で日程調整するか、または後日連絡することを確認しておきましょう。
身だしなみのチェックをしましょう
商談前のマナーとして、汗や匂いや服装や靴の汚れをチェックすることは第一印象を良いものにする上で大切なポイントです。
特に夏場は汗や匂いに注意
汗や匂いというものは自分ではあまり気付かないですが、相手に与える印象の中で、匂いは重要なウェイトを占めます。
夏は特に汗をかきやすいため、訪問先まで歩いた後などは汗に注意しましょう。汗ふきシートや制汗スプレーなどで対策をしておくとよいでしょう。
また、長い間靴を履いていると足の匂いも発生します。簡単にできる対策として、毎日靴を乾燥させることです。
服装や靴の乱れや汚れに気をつけましょう
商談前には、手鏡などで身だしなみのチェックをしましょう。ヨレヨレに型崩れし、汚れたスーツで現れては、それだけで印象が悪くなります。
もしコートを羽織っているのであれば、訪問先に入る前に脱いで裏地を外にして持つこともマナーの一つです。
靴を綺麗に保つことも重要なポイントです。お客様は案外と営業に来たあなたの「靴」を見ますので、靴の綺麗さは良い印象を影響を与える重要なポイントです。
髪型の基本は「清潔」「清楚」です。スッキリとした髪型が好印象を与えます。意外に見落とすのが爪や鼻毛の手入れです。近い距離でお客様と対面しますので、爪や鼻毛が伸びていると悪い印象を与えてしまいます。
また、営業回りが続くと、整えた身だしなみでもどこか汚れてしまうので、商談前にはもう一度、鏡などでチェックする習慣を身に付けましょう。
時間厳守は当たり前、早すぎず遅すぎない訪問を心がける
アポイントを取って訪問先に行く際は、もちろん遅刻をしてはいけませんが、あまりに予定より早く到着するのもよくはありません。
10分くらい前に到着し、身だしなみを整えて、5分前くらいには受付を済ませるという時間調整が良いでしょう。
仮に遅れる時は、10分前には訪問先に連絡を入れましょう。その際、5分遅れそうな時でも、連絡では10分遅れると伝えるなど、少しだけ余裕を持って伝えておくべきでしょう。遅れた場合に連絡した時間よりさらに遅れる事で良くない印象を与えるのを回避するためです。
これらの点を踏まえる事で商談をうまく成功に導く方法になると思います
まとめ
いかがだったでしょうか?
初めての営業職で気をつけるべき6個のポイントで不安を解消しよう!と題して初めての営業職について考察してみました。
営業職は難しいイメージがありますが、実際は特に資格も必要ないですし、誰でもできる職業です。最初は不安が多いと思いますが、一生懸命に誠実に行っていればそれはお客様にも伝わり信頼によって契約がとれることもあります。
常にお客様第一に行動することを継続していれば必ず成果として表れる日がきます。大変だと言われる営業職ですが、その中でやりがいを見つけて楽しんで仕事をしてみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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