2023年1月14日 日本テレビ系『世界一受けたい授業』でバナナと老化の関係が放送されていました
ということで今回は、「本当に緑色が残ったバナナを食べると老けにくいのか?」と題して調べてみました
青いバナナより熟したバナナがおいしいなあ~
バナナは美味しくて体にとてもいいスーパーフードなのよ!
まず、バナナは成熟度により3つの段階に分けることができます
それぞれの状態で含まれる栄養も少しずつ変わってきます。
どの状態のバナナに老化防止の効果があるの?
一番、老化防止に効果があるバナナの状態は、バナナの表面に茶色のまだら模様が所々に見られる完熟度が高いバナナです。何故なら老化防止に効果があるポリフェノールが一番多く含まれているからです。
「緑色が多く残ったバナナを食べると本当に老けにくいのか?」は残念ながら間違いでしたね!
それでは各状態ではどのような効果や栄養があるか見てみましょう!
●完熟度が低い
上下に緑色の部分が多く残っているバナナはレジスタントスターチが多く含まれています。
これは整腸効果があると言われています
バナナはまだ緑の多い状態で収穫され日本に輸入されます。
店頭に並び始めた頃は、まだ上下の先端部分に青みが見られる状態です。
かためで甘みは少ないものです。分解・糖化される前の難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)が3つ状態のなかで最も多く含まれているため、整腸効果が特に期待できます。
●完熟度中くらい
よくお店で見るおなじみの黄色いバナナです
程よい甘みがあって硬すぎず柔らかすぎずバナナ本来の濃厚な味わいが楽しめます。
このタイプのバナナは、肌荒れや皮膚の炎症を予防するビタミンB群(ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6)が多く含まれているため、 美肌効果が期待できます。また、ビタミンB群や必須アミノ酸には、脂肪の燃焼を促進する働きがあるものもあり、脂肪燃焼効果が期待できます。
●完熟度 高い
茶色が所々に見られるバナナ
茶色い斑点(シュガースポット)が全体に現れた完熟したバナナ
やわらかく深い甘みとコクがあります。リン脂質が含まれていて、免疫効果や胃潰瘍抑制の効果も期待できます。
老化防止効果が期待できるポリフェノールが、これまで挙げたバナナのなかでいちばん豊富です。
生活習慣の違いで変わる!老けやすい人・老けにくい人
過去に『世界一受けたい授業』で放送された、「生活習慣の違いで変わる!老けやすい人・老けにくい人の違い」の内容をまとめたものを紹介しておきます。
順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生が教えてくれました。
家にいる時も化粧する人は老けにくい、枕が高い人は老けやすいなど、日常のちょっとしたアイデアで「老けにくくなる極意」を伝授してくれています。
家にいる時もメイクをする人は「老けにくい」
家にいる時でも窓から紫外線が入ってくるので、紫外線に注意が必要です。老け顔防止のためには紫外線対策が重要です。
化粧下地には、紫外線防止剤が入っているものがあります。家にいる時もUV対策を意識してメイクをすれば、肌の老化を予防することができます。
朝食前に歯磨きをしたら「老けにくい」
寝ている間でもお口の中では菌が繫殖しています。口の中で繁殖した雑菌をそのまま飲み込むと、腸内環境に悪影響を及ぼしかねません。
最新の研究では、歯周病は大腸がんのリスクをアップさせることが判明しました。
食事と一緒に雑菌が口の中に入ってこないよう、できれば朝起きたら朝食前に歯を磨きましょう。
1日2杯以上コーヒーを飲む人は「老けにくい」
ある有名大学の研究によれば、コーヒーは美肌効果が期待でき、1日2杯以上飲む人はシミが少ないそうです。
さらに国立がん研究センターは、コーヒーを1日3~4杯飲む人は、ほぼ飲まない人に比べて脳血管疾患による死亡リスクが43%低下することを発表しました。
コーヒーには、赤ワインと同程度のポリフェノールが含まれているので、動脈硬化の予防や、脂肪燃焼効果も期待できます。
ただし、飲み過ぎはNGです。目安は1日に3杯程度でしょうか
枕が高い人は「老けやすい」
もっとも年齢が現れるといわれる首のシワは、枕の高さで防ぐことができます。
仰向けに寝た時に、顔が若干うつむく程度が適正な枕の高さだそうです。
頭が前に突き出しているのは高すぎ!首のシワの原因になります。また、気道も狭くなるので呼吸もしずらくなるので注意が必要です。
寝る前のスマホ閲覧は「老けやすい」
スマホから出るブルーライトは、眠りを促す物質の「メラトニン」の分泌を抑制し、眠れなくなると考えらえています。
ブルーライト研究発表会によると、就寝前1時間スマホの操作をすると、メラトニン分泌を抑制して目が冴えてしまうと言われています。
老けにくい体を作るためには、とにかく睡眠が大事です。
睡眠がとれないと成長ホルモンが分泌されず、日中の疲れが取れずストレスも溜まりがちになり
どんどんと老化が進む一因となってしまうのです。
寝る前のスマホは極力さけましょう。
バナナでアンチエイジング(老化防止)できる理由
バナナにはポリフェノールたっぷり
ポリフェノールといえば、一般的にはブドウやブルーベリーなど色の濃いフルーツだと思われがちですが、実はバナナのポリフェノール含有量はブドウより上!
大学の研究によれば、バナナは身近な食べ物の中でもとくに抗酸化力の強い食べ物だそうです
美肌に効果があるビタミンがたっぷり
皮膚や粘膜を健やかに保ち、エネルギー代謝に欠かせないビタミンB群。バナナには、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6の「美容ビタミン」がキウイの2倍以上含まれています。
また、バナナには水溶性食物繊維、不溶性食物繊維、フラクトオリゴ糖が含まれているので、腸内環境を良い状態に保ち、身体の中からキレイしてくれます。
緑色が多く残っている「グリーンチップ」バナナの特長?
緑色が多く残っているバナナは業界では「グリーンチップ」と呼ばれています
「グリーンチップ」バナナは、腸を活性化する事に優れています
「腸活」を目的にして、バナナを食べるのなら、バナナ業界で「グリーンチップ」と呼ばれる、バナナの両端の部分に緑色が残っているバナナが適しています。
有名大学の研究室が行った実験によると、バナナが成熟していくにつれて、レジスタントスターチの含有量が減少していくという結果が出ています。少し青めのバナナの方が黄色に熟したバナナより、レジスタントスターチが豊富に含まれているため、グリーンチップのバナナが腸の活性化にはより良いようです。
緑色が多く残ったバナナを食べると本当に老けにくいのか?まとめ
いかがだったでしょうか?本当に老けにくい効果があるバナナは「熟したバナナ」を食べるでした。
バナナは青い未熟な状態で収穫し、熟していく過程で食べるのが一般的です。
熟す過程で糖度や栄養素のバランスが変わります。食べごろの黄色く完熟バナナは、ビタミンが多く、抗酸化力も強いそうですから、アンチエイジングには熟したバナナです!
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